2014年10月7日火曜日

vol.12 新部活スタート!目指すは「社会人×大学生=∞」

10/07/2014

さて、今回は前回の特集の続き。豪田が「新しいお知らせ」を黒柴、西園寺に告げるシーンからスタートです。
「もったいぶらないで教えてくださいよ。新しいお知らせって何ですか?」
新しい活動をスタートする。これからの豪田ヨシオ部を支えていくような、まったく新しい種類の部活を皆で作る
「新しい部活? そんなの前から皆で考えてきたし、いくつも実行してきたじゃないですか」
「僕はてっきり、豪田ヨシオ部に新人の運営メンバーでも来るのかと思って期待しちゃいました」
「おぉ、そこも重要なポイントだ。新しい活動の内容について話す前に、メンバーの話をしよう。今、豪田ヨシオ部のメンバーって何人いる?」
「いやだなあ。始まったときからずっと僕ら三人だけですよ」
「部員っていう意味なら、イベント参加経験のある個人部員はすでに300人を超えていますよ。企業部員はまだ10社未満だけれど、少しずつ増えています。NPO部員についても、相互協力体制の団体さんや、一緒にイベントを作ってくれるグループが増えていますよ」
西園寺が報告した通り、豪田ヨシオ部は創立から2年足らずの間に、多くのかたに支えてもらえるようになりました。でも、豪田の表情を見ると、どうやらそういう話をしたかったわけではないようです。いったい豪田は何が言いたいのでしょう?
「行き当たりばったりな集団なのに、たくさん仲間ができたよな。それはめでたいし、感謝感謝!なんだが、そういう意味じゃなく、オレたちと同じように部活のアイデアを考えたり、実現するために行動してくれるような仲間もできただろ?」
「あぁ、ようやく言いたいことがわかりました。大学生の皆のことですね? たしかに『運営チームの実質的メンバー』という意味ならば、僕らだけじゃありません。今、だいたい10人くらいの大学生が、僕らと話し合ったり、行動をともにしたりしています
そうなんです。豪田ヨシオ部のサイトやFacebookページを見てくださっているかたは、なんとなく気づいていたかもしれませんが、サバイバルツアーやゴミ拾い甲子園など、過去のイベントをきっかけにして生まれた大学生の皆さんとのつながりが、新しい展開に結びつき始めているのです。

今では「部会」と呼んでいる話し合いの時間を1ヵ月に数回ペースで実施。「豪田ヨシオ部で何をすればいいか」を皆で議論したりしています。自由意志で参加してくれている大学生の多くは、社会貢献系のサークルを学内で展開している人たち。彼ら、彼女らのモチベーションになっているのは「単一大学内のサークルではできなかったことを、他大学の学生と協同しながら、黒柴や西園寺ら社会人も加わって、話し合っていける」ことの面白さや新鮮さです。それを皆が楽しみながら進めているのです。
「大学生とのこういうつながりって、なんとなーーく自然発生で始まっただろ? サイトでキッチリ説明したわけでもないから、前回の特集で黒柴も言っていたように『なんで大人の社会貢献活動部活のはずの豪田ヨシオ部にたくさんの学生が?』という疑問を持つ人も出てきた」
「そりゃあそうですけど、前回、僕が話したような理由を知れば、皆さんもわかってくれますよね?」
「そうよ。そもそも豪田ヨシオ部はオープンでゴチャマゼな集まり。『何でもあり、誰でも参加、企業もNPOも部員』をポリシーにしているんだから、問題ないはずです」
「その通りなんだが、実は違う種類の反響もあったんだよ。社会貢献活動に自発的に関わっている学生とふれあいたい、という要望を複数の企業の人からもらったんだ
「え? それって何ですか?」
「ひょっとしてスカウト?」
「企業と学生がふれあう」ということになると、西園寺だけでなく誰もが「就職・採用」がらみだとイメージしてしまいがち。もちろん、優秀な人材を求めている企業にとって、 志が高くて行動力もあるような優秀な学生は魅力的なはず。でも、豪田に寄せられた要望の声は、どうやらそういう狙いだけではなかったようです。
「なんていえばいいか、もっと純粋な欲求として、学生と話ができる場を求めている感じなんだよ。西園寺が思わず言った通り、社会人が学生とふれ合えるのって、面接とかだけだろ? そうじゃなく、本当の本音を語り合ったり、一緒に何か行動することで、彼らのことをもっと知りたいらしい」
「ひょっとして、社会貢献のことも聞きたかったり?」
「当たり! 自分の会社でも社会貢献活動を、と考えてはいるものの、なかなか動き出せない。だから実際に社会貢献活動を実行している学生たちから、経験者としての意見も聞きたいのだそうだ」
「それだったら、学生の皆も大歓迎するんじゃないかな。こないだも“部会”で女子学生の子が『なぜ私たちでもできることを企業がやり始めないのか不思議。いろいろ聞いてみたい』って言っていましたもん」
「それだよ!それ!それ!」
「社会人と大学生が向き合える場を、今まで以上に意識して作っていく……ということですか?」
「当たり! いやあ、今日はいつになく二人ともさえてるねえ」
西園寺「いいえ、私たちはいつだって豪田さんよりもさえています(キッパリ)」
補足説明をしましょう。今までも豪田ヨシオ部は、職業や立場や所属する組織を問わず、「誰でも参加できます」を貫いてきましたが、これからは「社会貢献活動に参加してくれる人」だけでなく「そういう活動を作る仲間」も積極的に増やしたいと思っています。ですから、これからでも「“部会”とかに参加したい」という学生さんや社会人のかたがいれば大歓迎しますし、同時に「社会貢献活動を作っていこうとしている学生たちとふれ合いたい」と希望している社会人、つまり企業のかたやNPOのかたがいれば、ぜひぜひ連絡して欲しいと思っているんです。
「具体的にどんな活動をしたり、イベントを開催したりすればいいか、まだ何も浮かばないけれど、なんだか今までとは違う新しい目的ができて嬉しいわ」
「たぶん、今すぐ僕らだけでわからなくてもいいんじゃない? だからこそ、大学生や、彼らと交流したい社会人の人たちと一緒に考えていけばいいんだし、そうして一緒にすごす時間に価値があるんだよ、きっと」
「社会人と学生を結びつける、というのも立派な社会貢献活動だよな!」
「ある種の『社会の窓』になるのね。私たちを窓がわりに使って、社会人は学生や社会貢献活動のことを理解し、学生は社会人や世の中のことを知る……なんかステキだわ。さっそく学生の皆にも知らせないと! あ、その前に……前回から言い続けているんですけど、豪田さん、早くチャック閉めてください! どんだけ開放的な人なんですか……あ、もしかして『社会の窓』に引っかけてチャックあけてたとか?……寒っ!」
おおおお、そういうオチがあったかあ、そうそう、その通り!ガハハハ
「ま、結局は単にだらしないオッサンだっただけでした、と(苦笑)」
というわけで、今後は「社会人×大学生」の新しい活動の行方についても、逐次お伝えしていきます。どうぞお楽しみに! そして、くどいようですが「活動を作る側」も経験したいかたは、どしどしご連絡ください!

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